「至福点」とは、読んで字のごとく「幸福を感じるに至る点」。

食品業界の一部では、この「至福点」を利用して、「また食べたい!!」と消費者が思うような商品の開発を行っているのだとか...

疲れた時や、イライラしてしまった時、お菓子やスイーツ、ジュースを摂取すると、体調そのものがよくなったわけではないのに、気分がよくなったように感じます。

それが、至福点。

お菓子やスイーツに含まれる小麦や砂糖などの糖質によって血糖値が急激に上がることで、私たちの脳は一時的に「気持ちいい!!」と強い幸福感を感じます。

この幸福感を覚えた脳は、また「気持ちよくなりたい」と繰り返し、糖質を求めるようになり、いわば、脳が糖質に支配されているような状態になってしまうのです。

肥満や糖尿病からカラダを守るためにも、できる限りそういった中毒性のある食品を、日々の生活から排除したほうが良さそうですね。