Vol,33 赤ちゃんと腸内細菌
さて今回は赤ちゃんの登場です。
さて、赤ちゃんはどこから腸内細菌をもらうでしょうか?
当然のことながら、お母さんですよね!
お母さんのお腹の中にいる時は、ほぼ無菌状態ですが、生まれてくる時に、お母さんの産道の菌に触れることで、初めて外部の菌に触れることになります。
ですので、お母さんの腸の状態がとても大切になるんですね。
生まれて1〜2日は、悪玉菌の大腸菌やウェルシュ菌などが発生し始め、3〜4日目に母乳をあげることで、善玉菌のビフィズス菌が現れ、悪玉菌が一気に減り始めます。
5日目以降には、ビフィズス菌が圧倒的に優位になっていきます。
そしてその後に何をあげるかで、腸内の状態が大きく変わるそうです。
粉ミルクで育てられている赤ちゃんの大腸菌の数は、善玉菌のビフィズス菌の10倍近くあると言われてます。
大腸菌が全て悪玉菌ではありませんが、お母さんの母乳で育てられている赤ちゃんの腸内は、ほとんどがビフィズス菌なんですね!
母乳!偉大です!