Vol,35肝臓の解毒・排泄作用について
今回は肝心要の肝臓です。
肝臓は、私たちが摂取した物質(アルコールや薬など)や代謝の際に生じた体に有害な物質を、毒性の低い物質に変え、尿などに排泄するという解毒作用を持っています。
必要以上に有害物質や、アルコール、薬を摂取すると肝臓の解毒作用が追い付かず、肝臓に大きな負担をかけてしまいます。
人間にとって有毒な物質であるアンモニアは、腸管内の細菌によって食物中のタンパク質からつくられます。
アンモニアは健康な人では、肝臓の働きによって無毒化され、尿と共に体の外に排泄されます。
肝機能が低下すると、血液中にアンモニアが増えてしまい、脳に障害がでてしまうこともあるそうです。
肝機能の低下によって引き起こされる症状は他にも様々なものがあるため注意が必要ですね。
苦味のある食べ物(春の草、たんぽぽ茶、アロエ、ゴーヤ)は胆汁の分泌を促し、肝臓を保護してくれます。
またウコンやミルクシスル等のハーブも肝臓を保護し解毒を助けてくれます。
良いもの口に苦しですね!