Vol,38 乳癌について
日本人女性の9人に1人がかかると言われている乳癌。
昔は40代以降の女性に発症するというイメージでしたが、最近では、20代の方でも発症するケースが増えており、患者数は20年前と比較すると、なんと約2.5倍...
なぜ、これほどまでに乳癌が増えているのでしょうか?
その要因の一つが、【食の欧米化】。
乳癌の発症には、女性ホルモンのエストロゲンが大きく関わっており、エストロゲンが分泌される期間が長くなることで、乳癌細胞がつくられやすくなることが判明しています。
【食の欧米化】による摂取カロリーの増加が原因で、
①初潮の低年齢化
と
②閉経の高齢化が起こり、
エストロゲンが分泌される期間が長くなっているそうです。
さらに、
③肥満も乳癌のリスクを高める一因となります。
エストロゲンは脂肪細胞から分泌されるため、皮下脂肪が多い人ほど、エストロゲンの量も増えてしまうのです。
乳癌だけでなく、近年が女性ホルモンが関与している、子宮癌や卵巣癌なども増えているそうです。
そこで、予防する上で一番の味方になってくれるのが、、、、
大豆に含まれるイソフラボンなんですね!
次回はイソフラボンについてお話します。